ライン  
  ベルニナ特急   
2000年7月11日
 
  雨降りなら、ともかく大雪となっては、なすすべもなくサンモリッツを離れ、あたたかいイタリア方面を目指すこととしました。
幸い私達が購入したスイスパス(15日間有効)はスイスの国内の国鉄、私鉄、登山電車、観光船等々が殆ど予約無しで利用できるという優れものです。思い立ったら直ぐにどこでも出かけられますので、私達のように気が変わりやすいものにとっては大変便利でした。
お値段は1名約17,000円ですから、物価の高いスイスではなかなかもお値打ちものだと思います。

レーテイッシュ鉄道のサンモリッツ駅。箱根登山鉄道と姉妹鉄道提携しているとのことで、ご覧のとおり日本語の看板がありました。

サンモリッツからイタリアのテイラノ行きのベルニナ特急。なにしろ標高1800メートルのサンモリッツから最高2100メートルのアルプグリュムを経由、それから標高400メートルのテイラノまでづーと下ります。あがったり下がったり天候もくるくる変わります。

サンモリッツでは雪が降ってました。

家内の後ろに見える客車は展望車(つまり覆いがないトロッコ列車みたいなもの)ですが、さすがに今日は運休です。

列車は吹雪の中を進みます。これはチューリヒを出てから30分位の地点。そろそろ高度が2000メートルに達します。

アルプグリュム。ここで標高2091メートル。一番標高が高いのはこのひとつ前のオスピチオ・ベルニナ駅です。

アルプグリュム駅で列車交換と写真撮影を兼ねて5分停車です。

ベルニナ峠を下ってそろそろイタリア国境です。天気は一変、あっという間に雨も雪も止んで青空が広がり始めました。

ベルニナ特急の見所のひとつ。360度ループです。ベルニナ特急はスイスの他の登山電車が採用しているラックピニオン方式の第3軌条をもたず、普通の電車と同じように緩やかかな勾配でないと登れません。そのためテイラノのような低地に一気に下ることはできませんので、このように1回転しながら下るわけです。

テイラノ到着です。今回の旅行で初めてパスポート提示を求められました。その上、スタンプを押すために大分駅で待たされました。でも記念にイタリア通過のしるしが貰えてまあいいか!

ベルニナは列車の旅を楽しむものだということが良く分かりました。テイラノにはこれという見所は無いのですよ! これは駅前のイタリアンで昼食を取っているところ。料理はあんまり感心しなかったけど、親父が愛想が良かったからまっ良いか!これは頼みもしないのに親父が撮ってくれたもの。

後ろに見えるのがいま下ってきたベルニナ峠です。